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2026.06.01

小児矯正って必要?? 受けるメリットと将来への影響

「子どもの歯並びが気になるけれど、矯正はまだ早い?」
「乳歯のうちは様子を見ても大丈夫?」
「矯正は大人になってからでもいいのでは?」

このような疑問を持つ保護者の方は少なくありません。実は、歯並びの問題は乳歯の時期から兆候が現れていることが多く、成長期に適切な対応をすることで将来の矯正治療を軽減できる可能性があります。

小児矯正は、単に歯並びを整えるだけではなく、あごの成長や呼吸、姿勢など、お子さまの将来の健康にも関わる大切な治療です。

今回のコラムでは、小児矯正の内容や始める時期、メリット、装置の種類、相談のタイミングなどをわかりやすく解説していきたいと思います。

小児矯正とは? 大人の矯正との違い


小児矯正は「あごの成長」を利用する治療


小児矯正とは、成長期の子どものあごの発育をコントロールしながら、歯並びや噛み合わせを整えていく治療です。永久歯が生えそろってから行う大人の矯正とは異なり、骨の成長を利用できる点が大きな特徴です。

大人の矯正は、すでに完成したあごの骨の中で歯を並べる治療となるため、歯を抜く必要が出ることもあります。一方、小児矯正ではあごの幅を広げたり、上下のバランスを整えたりすることで、歯がきれいに並ぶスペースを確保することができます。

小児矯正で行う主な治療内容


小児矯正では、お子さまの成長段階に応じて次のような治療を行います。

・あごの幅を広げる治療
・上下のあごのバランスを整える治療
・歯が並ぶスペースの確保
・噛み合わせの改善
・口呼吸や舌癖の改善
・指しゃぶりなどの習癖の改善

このように、小児矯正は単なる歯並びの治療ではなく、将来の口腔環境を整える予防的な意味合いもあります。

小児矯正を検討するベストな時期


相談開始は「6歳前後」がひとつの目安


小児矯正の相談は、6歳前後(前歯が永久歯に生え変わる時期)が一つの目安です。この頃になると、

・あごの成長バランス
・永久歯の生えるスペース
・歯並びの傾向
・噛み合わせの問題

などを判断できるようになります。
ただし、歯並びの状態によっては、もっと早い時期からの対応が望ましい場合もあります。

早めの相談が望ましいケース


以下のような症状がある場合は、早めの相談がおすすめです。

・歯並びがガタガタしている
・前歯が出ている(出っ歯)
・下の歯が前に出ている(受け口)
・口がぽかんと開いている
・口呼吸をしている
・指しゃぶりが続いている
・よく噛まずに飲み込む
・発音が気になる

これらは、あごの成長や噛み合わせに問題があるサインの可能性があります。

小児矯正相談のタイミング


歯並びが気になった時点で相談OK


小児矯正は「いつ始めるか」よりも「いつ相談するか」が重要です。治療をすぐに始める必要がなくても、成長を観察することで最適なタイミングを判断できます。「まだ早いかも」と思っても、まずは相談することをおすすめします。

定期検診と一緒にチェックするのもおすすめ


定期検診では虫歯だけでなく、歯並びやあごの成長も確認できます。定期的にチェックすることで、矯正が必要なタイミングを逃さずに済みます。小児矯正はタイミングが重要な治療です。適切な時期に始めることで、より負担の少ない治療が可能になります。

小児矯正をすることで得られる将来的なメリット


将来の矯正治療が軽くなる可能性


小児矯正であごの成長を整えておくことで、永久歯がきれいに並びやすくなります。その結果、

・抜歯を避けられる可能性
・ワイヤー矯正期間の短縮
・大人の矯正が不要になる可能性

といったメリットがあります。

虫歯・歯周病の予防につながる


歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなります。磨き残しが減ることで、虫歯や歯周病のリスクを下げることができます。子どもの頃から整った歯並びを維持することは、将来の歯の健康にもつながります。

発音や咀嚼機能の改善


歯並びや噛み合わせは、発音や噛む機能にも関係します。小児矯正により、

・発音が明瞭になる
・よく噛めるようになる
・飲み込みがスムーズになる

といった改善が期待できます。

見た目や自信につながる


歯並びは見た目の印象にも影響します。整った歯並びは、

・笑顔に自信が持てる
・コンプレックスの軽減
・人前で話しやすくなる

など、お子さまの心理面にも良い影響を与えることがあります。

歯並びと体の健康の関係


噛み合わせは全身のバランスに影響する


歯並びや噛み合わせは、口の中だけの問題ではありません。体のバランスにも影響を与えることがあります。例えば、

・頭痛
・肩こり
・姿勢の乱れ
・集中力の低下
・口呼吸
・いびき

などは、噛み合わせと関係している場合があります。

口呼吸は歯並びを悪くする原因に


口呼吸の習慣があると、舌の位置が下がり、あごの成長に影響します。その結果、

・歯並びの乱れ
・上あごの狭窄
・出っ歯
・受け口

などが起こることがあります。
小児矯正では、このような口呼吸や舌癖の改善も同時に行うことがあります。

小児矯正の装置の種類


小児矯正では、お子さまの年齢や歯並びの状態に応じて装置を使い分けます。

マイオブレース


口呼吸や舌の癖、飲み込み方などの口腔習癖を改善しながら歯並びを整えるマウスピース型装置です。日中1時間と就寝時に装着し、筋機能トレーニングを併用して根本原因にアプローチします。

マルチファミリー


取り外し式の拡大装置で、あごの幅を広げて歯が並ぶスペースを確保する床矯正装置の一種です。成長期のあごの発育を利用し、歯を抜かずに歯並び改善を目指す際に使用します。

プレオルソ


柔らかい素材のマウスピース型矯正装置で、歯並びと同時に口呼吸や舌癖などの改善を行います。主に就寝時と日中の短時間装着で使用。低年齢から始めやすい小児矯正装置です。

ムーシールド


受け口(反対咬合)の早期改善を目的としたマウスピース型装置です。主に就寝時に装着し、下あごの過度な前方成長を抑えながら、正常な噛み合わせへ誘導します。3~5歳頃から使用します。

床矯正


取り外し式の装置であごの幅を少しずつ広げ、永久歯が並ぶスペースを確保する矯正方法です。成長期に行うことで抜歯の可能性を減らし、自然な歯並びへ導くことを目的とします。

インビザライン・ファースト


透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯並びを整える小児向け矯正です。目立ちにくく取り外し可能で、あごの成長にも配慮しながら歯列の拡大と歯の移動を同時に行えます。

小さなお子さまでも安心して通える環境


小児矯正は継続的な通院が必要になります。
通いやすい環境であることも重要なポイントです。
当院では、

・キッズルーム完備
・ベビーカーでも移動しやすい院内設計
・お子さまのペースに合わせた診療
・無理のない治療計画

など、小さなお子さまでも安心して通える環境を整えています。歯科医院に「慣れる」ことも、スムーズな矯正治療につながります。

小児矯正に関するよくある質問


小児矯正は必ず必要ですか?


すべてのお子さまに必要というわけではありません。ただし、あごの成長に問題がある場合は、早期に対応することで将来の矯正治療を軽減できる可能性があります。歯並びが気になる場合は、まず相談して現在の状態を確認することが大切です。

小児矯正は痛みがありますか?


小児矯正はあごの成長を利用する治療のため、強い痛みは少ないのが特徴です。装置を入れた直後は違和感を感じることがありますが、多くの場合数日で慣れます。お子さまの負担が少ない方法を選択しながら治療を進めます。

小児矯正だけで歯並びは完全に治りますか?


小児矯正のみで整う場合もありますが、永久歯が生えそろった後に仕上げの矯正が必要になるケースもあります。ただし、小児矯正を行うことで治療期間の短縮や抜歯回避などのメリットが期待できます。

まずは小児矯正相談から始めましょう


小児矯正は、成長期だからこそできる治療です。早い段階であごの発育を整えることで、将来の歯並びや健康に大きなメリットがあります。

・歯並びが気になる
・口呼吸がある
・受け口や出っ歯が気になる
・将来の矯正が心配
・いつ相談すればいいか分からない

このような場合は、まずは小児矯正相談をご利用ください。
お子さま一人ひとりの成長に合わせて、最適なタイミングをご提案いたします。


●三国デュオ歯科・おとなこども矯正歯科

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歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科

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