一般歯科
虫歯について

虫歯とは
虫歯とは、むし歯菌が出す酸によって歯が少しずつ溶けていく病気です。
初めは痛みがなく気づきにくいですが、放っておくと歯の神経まで進行して、激しい痛みや抜歯の必要が出てきます。
お子さんと一緒にがんばってるママこそ、「違和感あるけど今は我慢…」と後回しにしがち。
でも、小さいうちに見つけて治せば痛みも費用も最小限で済みますよ。
虫歯の原因について
虫歯は「菌・糖分・時間・歯の質」という4つの要素が重なったときに発生しやすくなります。
甘いおやつや夜の間食、疲れてサッと適当に済ませがちな歯磨き…
どれも仕事が忙しい人や、育児に忙しいママたちあるある。
とくに子どもの頃にお母さんから“口移し”などでも菌がうつることがあります。
毎日のケアにプラスして、歯科でのチェックが予防のカギになります!
治療の痛みに対する
医院の配慮について

痛みに配慮した虫歯治療
「痛いのはイヤ…」というのは誰でも同じ。
だから当院では、できるだけ痛くないように心がけてます。
表面麻酔で針を刺す際の“チクッ”も感じにくくし、超極細の針を使って、電動注射器を使用してゆっくり麻酔をかけていきます。
「ビクッ!」とならないよう、お声かけしながら丁寧に進めていきますのでご安心ください。
虫歯治療について痛みに配慮した虫歯治療
虫歯の段階(C1~C4)により治療法が異なります。
C1:エナメル質内の虫歯
特徴
歯の表面(エナメル質)に小さな穴があいた状態です。基本的に痛みはなし。
治療内容
虫歯を最小限だけ削って、レジン(白い詰め物)を詰めます。
治療の流れ
1回の治療で完了することが多いです。麻酔も不要な場合がほとんどです。

C2:象牙質に達した虫歯
特徴
エナメル質の下にある象牙質にまで虫歯が進行した状態です。冷たい物がしみることも。
治療内容
虫歯をしっかり取り除いて、神経症状が出なければ、詰め物(レジンまたはインレー)をします。
虫歯が歯髄に近接している場合は歯髄温存療法を選択する場合もあります。
症状が出れば神経の治療に移行しなければならないこともあります。
治療の流れ
1~3回の通院が目安。麻酔を使う場合もあります。

C3:歯髄(神経)に達した虫歯
特徴
歯の神経(歯髄)にまで虫歯が達した状態です。ズキズキした痛みが出ることも。
治療内容
神経を取る「根管治療」が必要になります。
感染の程度により歯髄切断にて歯髄を温存できる場合もあります。
その後は被せ物が必要になる場合がほとんどです。
治療の流れ
通院回数は4~5回以上。
「神経の治療」→「被せ物の土台の作成」→「型取り」→「被せ物装着」の流れです。

毎週歯医者に通っている!と愚痴をこぼしている人のほとんどが大量に虫歯があるか、神経の処置をしなければならないほど深い虫歯になるまで放置してしまった方です。
C4:歯質が失われた虫歯
治療内容
歯の上が崩れて、根っこだけが残った状態。痛みが一時的になくなったので放置してましたという方に多くみられます。
治療内容
抜歯が必要になる場合があります。
根管治療や外科処置、矯正的治療を併用して残す方法を検討できる場合もあります。
治療の流れ
「抜歯」→ 「傷の回復」 → 「ブリッジや入れ歯」、「インプラント等の補綴治療」へ。

虫歯の予防法について
予防の基本は「毎食後の歯磨き・フロス」と「定期的な歯科検診」です。
特に、寝る前のケアは超大事!
お子さんと一緒に楽しく歯磨き習慣をつけるのも◎。
フッ素入りの歯みがき粉の使用や、定期的なフッ素塗布・シーラントもおすすめ。
お仕事、子育てとついつい頑張りすぎてしまうあなたにこそ、歯科でのプロケアが味方になりますよ!
治療期間について
虫歯の進行度によって異なりますが、
- C1〜C2:1〜3回程度
- C3以上:3〜5回以上(根の治療など含む) が目安です。
- 小さければ小さいほど少ない回数で治療は終わります。忙しい方こそ痛くなるまで後回しにするのではなく、早期発見早期治療を心がけてください。
- お仕事や育児の予定にあわせて「〇曜午前だけ通いたい」など、ご相談くださいね。予約枠も柔軟に調整します◎